次の五輪はどこ?ミラノ・ロスからブリスベンまで開催地と日程を総まとめ
パリ大会の熱狂が記憶に新しい中、スポーツファンの関心はすでに「次のオリンピックはどこで開催されるのか」という次なる熱戦の舞台へと移っています。4年に一度の祭典は、夏季・冬季ともに2030年代半ばまでの開催地が相次いで内定しており、各競技の勢力図や代表選考レースも新たな局面を迎えました。
直近に控える2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪から、2028年ロサンゼルス夏季五輪、さらには2030年フランスアルプスや2032年ブリスベン大会まで、日程や時差、注目の追加競技、日本代表の出場枠をめぐる最新情報を整理してお伝えします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:直近の冬季五輪は2026年2月のイタリア「ミラノ・コルティナ」、次期夏季五輪は2028年7月のアメリカ「ロサンゼルス」で開催。
- 要点2:2028年ロス五輪では野球・ソフトボールが復活するほか、フラッグフットボールやスカッシュなど注目の5競技が追加。
- 要点3:2030年冬季フランスアルプス、2032年夏季豪ブリスベン、2034年冬季ソルトレークシティまで将来の主要開催都市が確定済み。
【一覧で把握】次のオリンピック開催地・日程・日本との時差まとめ
国際オリンピック委員会(IOC)の選考改革により、今後の五輪開催地はかつてないスピードで先々まで確定しています。夏季五輪・冬季五輪の次回スケジュールと基本データは以下の通りです。
◆ 今後のオリンピック開催スケジュール一覧
・2026年冬季:ミラノ・コルティナダンペッツォ(イタリア)/ 2026年2月6日〜2月22日(時差:-8時間)
・2028年夏季:ロサンゼルス(アメリカ)/ 2028年7月14日〜7月30日(時差:-16時間)
・2030年冬季:フランスアルプス地域(フランス)/ 2030年2月8日〜2月24日(時差:-8時間)
・2032年夏季:ブリスベン(オーストラリア)/ 2032年7月23日〜8月8日(時差:+1時間)
・2034年冬季:ソルトレークシティ(アメリカ)/ 2034年2月10日〜2月26日(時差:-16時間)
ヨーロッパや北米での開催が続くため、日本からのテレビ生中継やネット配信の観戦には深夜帯や早朝のタイムスケジュール把握が欠かせません。一方で2032年のブリスベン大会は日本との時差がわずか1時間となり、ゴールデンタイムでのリアルタイム観戦が期待されています。
【2026年冬季】ミラノ・コルティナ五輪の全貌と日本勢のメダル展望
冬季オリンピックの次回開催国となるイタリアでは、北部の経済都市ミラノと名門山岳リゾートのコルティナダンペッツォが共同ホストを務めます。複数都市や広域地域に会場を分散させる「持続可能な五輪モデル」の先駆けとなる大会です。
開会式は世界的サッカースタジアムであるサン・シーロ(ミラノ)、閉会式は古代ローマの円形競技場ヴェローナ・アレーナで行われます。フィギュアスケートやショートトラックはミラノ市内、スノーボードやフリースタイルスキーはリヴィーニョ、スキージャンプはプレダッツォなど、北イタリア全域が舞台となります。
今大会では新種目として「山岳スキー(スキーモ / Ski Mountaineering)」が初採用されました。日本勢としては、男子・女子フィギュアスケートの表彰台独占、スノーボード・ハーフパイプ陣の圧倒的な強さ、さらにはスピードスケートやジャンプ陣の世代交代がどこまで結実するかが大きな焦点です。
【2028年夏季】ロサンゼルス五輪の日程・開会式と時差情報
夏季オリンピックの次回開催地は、アメリカ屈指のエンターテインメント都市ロサンゼルスです。1932年、1984年に続く史上3度目のロサンゼルス開催となり、既存のスタジアムやアリーナを最大限に活用する計画が進んでいます。
大会日程は2028年7月14日から7月30日までの17日間にわたって開催されます。開会式は歴史ある「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」と最先端の巨大会場「SoFiスタジアム」の2カ所を連動させた前例のないド派手な演出が計画されています。
日本との時差はマイナス16時間(サマータイム適用時)。現地の夜に行われる決勝種目は、日本時間の翌日午前中から昼過ぎにかけて中継されるため、平日日中の観戦スタイルや見逃し配信の活用がファンの間で定着しそうです。
野球・ソフトが復活!ロサンゼルス五輪の追加競技一覧と除外種目
ロサンゼルス五輪の最大のトピックといえば、開催都市提案枠による競技プログラムの大幅な刷新です。地元アメリカで絶大な人気を誇るスポーツを中心に、以下の5競技が追加採用されました。
◆ 2028年ロサンゼルス五輪で追加される5競技
1. 野球・ソフトボール:東京2020以来の復帰。MLB(メジャーリーグ)現役選手の参加交渉にも熱い視線が集まる。
2. フラッグフットボール:アメリカンフットボールの接触をなくした競技で、五輪初登場。
3. クリケット:世界第2位の競技人口を誇る巨大スポーツが128年ぶりに五輪復帰(T20形式)。
4. ラクロス:6人制の超高速ルール「シックスズ」形式で120年ぶりの正式種目入り。
5. スカッシュ:長年の悲願だった五輪初採用が決定。
一方、パリ大会で大きな話題を呼んだブレイキン(ブレイクダンス)はロス五輪での採用が見送られました。また、近代五種は馬術に代わって「障害物レース」が新導入され、ボクシングは統括団体の問題により実施体制の再編が進められています。
【2030年〜2034年】五輪開催都市決定の経緯と新たな招致トレンド
2030年代の五輪開催都市決定において、IOCは従来の「都市間競争による巨額の招致合戦」を撤廃しました。対話型の選考プロセスへ移行した結果、財政負担の軽減と既存インフラの活用を約束した都市が相次いで内定を勝ち取っています。
2030年冬季五輪は、ニースやオート=サヴォワ県などフランス南東部の山岳・海岸部を結ぶフランスアルプス地域に決定。2024年パリ夏季五輪の成功体験を活かしたコンパクトかつ持続可能な運営を目指します。
2032年夏季五輪に選ばれたのは、オーストラリア第3の都市ブリスベンです。南半球での開催は2016年リオ大会以来、オーストラリアでの開催は2000年シドニー大会以来32年ぶりとなります。
さらに2034年冬季五輪には、2002年大会の実績を持つアメリカのソルトレークシティが選出されました。気候変動による雪不足が深刻化する中、安定した降雪量と既存施設を有する実績都市への回帰が鮮明になっています。
激化する日本代表選考基準と出場枠の最新トレンド
オリンピックの規模適正化に伴い、全体のアスリート参加者数には厳格な上限(夏季は約10,500人)が設定されています。これにより、各競技の日本代表選考基準と出場枠争奪戦は以前にも増してシビアな戦いを強いられています。
陸上や競泳では、国際統括団体が設定する参加標準記録が年々引き上げられており、世界ランキング(ワールドランキングポイント)を通じた出場権獲得が必須の戦略となりました。国内選考会一発勝負だけでなく、年間を通じた国際大会での安定したポイント獲得が求められます。
また、球技団体種目においてもアジア枠の縮小傾向が見られ、バスケットボールやバレーボール、サッカーなどは地域予選から極めて過酷なサバイバルが展開されます。若手有望株の早期海外移籍やデータ分析を駆使したコンディショニング管理が、今後の代表争いの鍵を握っています。
【次のオリンピック】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:夏季と冬季のオリンピックは同じ年に開催されないのですか?
A1:1992年のアルベールビル冬季大会・バルセロナ夏季大会までは同一年に開催されていましたが、1994年のリレハンメル冬季大会以降は2年ごとの交互開催に変更されました。現在も2年おきに冬季と夏季が交互に訪れるサイクルが維持されています。
Q2:2028年ロス五輪で大谷翔平選手などMLBスターの出場はありますか?
A2:大谷選手自身が五輪出場への強い意向を示しているほか、MLB選手会やコミッショナー事務局との間でシーズン中断期間の設置を含めた協議が前向きに進められています。正式決定すればドリームチームの結成が現実味を帯びます。
Q3:2036年夏季オリンピックの開催地はどこが有力ですか?
A3:2036年大会については、インド(アフマダーバード)、サウジアラビア、カタール、トルコ(イスタンブール)、インドネシア(ヌサンタラ)などが立候補への強い関心を示しています。アジアや中東地域での開催が有力視されており、IOCの今後の対話手続きに注目が集まっています。
まとめ:未来のオリンピックに向けた見どころと今後の展望
オリンピックは単なるスポーツの競技会を超え、開催都市の再開発、デジタル技術を活用した観戦体験の進化、そして環境配慮型イベントへの転換期を迎えています。2026年ミラノ・コルティナから始まる新たなオリンピックサイクルは、伝統と革新が融合した新しいスポーツの熱狂を届けてくれるはずです。
日本代表の出場枠をかけた予選シリーズは各競技ですでに始まっています。世界のトップアスリートたちが描く挑戦のドラマと、進化を続けるメガイベントの行方に引き続き注目していきましょう。 (出典: 次 の オリンピック(Yahoo!ニュース))