リトグリ初期メンバーの変遷と現在|脱退理由の真相と歴代の軌跡
卓越した歌唱力と緻密なアカペラハーモニーで日本の音楽シーンを牽引し続ける女性ボーカルグループ、Little Glee Monster(リトルグリーモンスター)。2022年の新メンバー加入を経て第二章へと歩みを進めた現在も、彼女たちの原点であるリトルグリーモンスターの初期メンバーや、グループの黎明期を支えた卒業生たちの足跡には高い関心が寄せられています。
結成当初の幻のメンバーの存在から、メジャーデビュー期の6人体制、そして麻珠・芹奈・manakaそれぞれの脱退理由と現在の活動状況まで、一次資料や当時の発言をもとにその全貌を徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:結成当時は「最強歌少女オーディション」選抜の7人体制であり、デビュー前にLINA(吉村リナ)やYUKA(坂本有香)が在籍していた。
- 要点2:メジャー期の脱退理由は麻珠(音楽的挑戦)、芹奈(双極性障害・ADHDの療養)、manaka(突発性難聴の治療)とそれぞれ異なる。
- 要点3:脱退した歴代メンバーは現在、ソロアーティストやクリエイターとして各自の音楽的アイデンティティを確立し活躍中。
リトルグリーモンスター結成当時の秘話|「最強歌少女オーディション」と幻のデビュー前メンバー
Little Glee Monsterのプロジェクトは、2012年にソニー・ミュージックレコーズとワタナベエンターテインメントが合同で開催した「最強歌少女オーディション」からスタートしました。世界に通用する本格派女性ボーカルグループの結成を目指し、全国から圧倒的な歌唱力を持つ少女たちが集結したのです。
2013年5月に結成された最初期の体制は、一般に知られる6人ではなく、以下の7名で構成されていました。
- 芹奈(長谷川芹奈)
- 麻珠(荒井麻珠)
- かれん(古賀かれん)
- MAYU(吉田真悠)
- アサヒ(小林あさひ)
- LINA(吉村リナ)
- YUKA(坂本有香)
インディーズ期のお披露目ライブやYouTube企画などを経ていく中で、まず吉村リナ(LINA)が2013年7月にグループを離脱。城田優の実妹としても知られる彼女は、独自のモデル・表現活動へのシフトを決断しました。続いて同年秋頃には坂本有香(YUKA)が学業や自身の将来を見据えて活動を終了します。
この2名の卒業後、オーディション追加合格者としてグループの絶対的センターとなるmanaka(福本まなか)が電撃加入。こうして、2014年10月29日にシングル「放課後ハイファイブ」でメジャーデビューを果たす「6人の黄金期ラインナップ」が完成しました。

リトグリ初期メンバー・歴代在籍者の変遷と脱退理由の真相
メジャーデビュー以降、リトグリは日本武道館公演の成功やNHK紅白歌合戦への連続出場などトップアーティストへと駆け上がりました。しかし、その輝かしい軌跡の裏でメンバーの脱退と体制変更が重なります。報道発表および公式アナウンスに基づく歴代メンバーの動向は以下の通りです。
| メンバー名 | 在籍期間・体制 | 公式発表された脱退・活動終了理由 | 編集部の客観的分析 |
|---|---|---|---|
| LINA(吉村リナ) | 2013年5月〜2013年7月(プレ期) | 個人の進路・モデル活動への注力 | グループ性よりも個人の表現領域を優先した早期のキャリア判断。 |
| YUKA(坂本有香) | 2013年5月〜2013年10月(プレ期) | 学業優先および将来の選択 | 本格的なメジャー契約前に自身の生活基盤と学業を選択。 |
| 麻珠(荒井麻珠) | 2013年5月〜2017年6月(6人体制) | 「自身の音楽を深く探求したい」という意志 | コーラスグループの枠を超え、ソロシンガーとしての自己実現を希求。 |
| 芹奈(長谷川芹奈) | 2013年5月〜2022年7月(5人体制) | 双極性障害・ADHDの治療と心身の休養 | 病名を公表し、長期的な健康維持と新たな自己表現のための円満卒業。 |
| manaka(福本まなか) | 2013年8月〜2022年7月(5人体制) | 突発性難聴の治療とソロクリエイターへの転身 | 聴覚の静養を最優先としつつ、作詞・作曲など個人制作への道を選択。 |
麻珠の脱退:表現者としての自立とボーカリストの探求
2017年4月に無期限活動休止を発表し、同年6月末日をもって契約満了により正式脱退した荒井麻珠。当時の手記や公式コメントでは「自分の音楽をもっと勉強し、自分の歌を極めたい」という純粋な表現欲求が語られました。グループが日本武道館を制覇した直後という絶頂期における決断は、彼女自身のストイックな音楽家気質を象徴しています。
芹奈・manakaの同時卒業:健康課題とグループの第2章への決断
2022年7月、リトグリは結成以来最大の転換期を迎えます。グループの中心的存在であった芹奈とmanakaが揃って卒業を発表しました。芹奈は2020年末からの体調不良を経て双極性障害およびADHDの診断を公表。一方のmanakaも2022年3月に突発性難聴を発症し、活動休止を余儀なくされていました。
過密なスケジュールと重圧のなかで限界を迎えた二人は、健康の回復と「これからの人生でやりたい音楽」を見つめ直した結果、グループをかれん・MAYU・アサヒの3人に託す選択を下しました。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|不仲説は真実だったのか?
女性グループのメンバー脱退において、ネット上の掲示板やSNSでは必ずといってよいほど「メンバー間の不仲説」や「運営との対立」が囁かれます。しかし、リトグリの軌跡を丁寧に見直すと、実態は大きく異なります。
10代前半という多感な時期から共同生活や合宿、過密なレッスンを共にしてきた彼女たちは、単なる同僚を超えた「戦友」に近い絆で結ばれていました。芹奈やmanakaの休養期間中、残る3人がライブのセットリストを再構築して二人のパートを歌い継ぎ、ステージ上に不在のメンバーの存在を感じさせる演出を続けた姿は多くのファンの記憶に残っています。
音楽性の違いや個々の成長スピードの差による意見のぶつかり合いは存在したものの、それは「より良いハーモニーを届けるためのプロ意識」に起因するものであり、私利私欲による分裂ではありませんでした。
【実態検証】脱退した初期メンバーたちの現在と活動状況
リトグリという看板を降りた卒業生たちは、現在それぞれのフィールドで確かな足跡を残しています。
1. 荒井麻珠(麻珠)の現在
2019年より本名の荒井麻珠としてソロアーティスト活動を本格再開。ソウルフルで透明感のある歌声は健在で、ワンマンライブの開催やタイアップ楽曲のリリース、声優・舞台出演など表現の幅を広げています。2024年から2026年にかけても定期的な楽曲配信とファンクラブイベントを行い、着実なソロキャリアを築いています。
2. 芹奈の現在
静養期間を経て、2023年以降は自身のペースで表現活動を再開。自身の病気と向き合うプロセスを発信しつつ、モデル活動や朗読劇、メッセージ性の高いアパレルコラボレーションを展開しています。インスタグラム等で見せる飾らない言葉と自然体のライフスタイルは、同世代の女性層から強い共感を集めています。
3. manaka(福本まなか)の現在
在籍中から進めていた個人プロジェクト「cat biscuit」での音楽制作を軸に、作詞・作曲やトラックメイクなどクリエイターとしての才能を発揮。突発性難聴のケアを行いながら、アンビエントやインディーポップを取り入れた独自の音楽世界を発信し続けています。
新体制リトグリの進化と「第二章」が示すボーカルグループの未来
3人となったリトグリは解散の道を選ばず、2022年夏に「M∞NSTER AUDITION」を開催。7,002人の応募者の中からミカ、結海(ゆみ)、miyou(みゆ)の3名を選出し、2022年11月に新生Little Glee Monsterとして6人体制を再スタートさせました。
オリジナルメンバーが培ってきた鉄壁のハーモニーワークに、新メンバーのフレッシュな声質とグルーヴ感が融合したことで、グループは「声の力」をさらに進化させています。初期メンバーが築いた土台があるからこそ、新体制のリトグリは今なおJ-POP界において唯一無二のポジションを堅持しています。
【プロの結論】グループアイデンティティと個人の自立のバランス
リトグリの歴史から学べる最大の教訓は、「集団の調和と個人の自己実現(バウンダリー)の健全な切り離し」です。10代で結成されたグループが年月を経て大人の表現者へと成長する過程で、全員が同じ方向を向き続けることには構造的な無理が生じます。
互いの才能を尊重し合っていたからこそ、彼女たちは無理に枠組みに縛り付け合うことなく、適切なタイミングで「卒業」という自立の道を選択しました。これは現代の若手クリエイターや組織におけるキャリア形成においても、極めて健全かつ模範的なケーススタディと言えます。

【リトル グリー モンスター 初期 メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:リトグリの結成当時のメンバーは何人でしたか?
A1:2013年5月の結成当時は、芹奈・麻珠・かれん・MAYU・アサヒ・LINA・YUKAの7人体制でした。その後、LINAとYUKAが脱退し、manakaが加入してメジャーデビュー時の6人体制となりました。
Q2:麻珠が脱退した本当の理由は何ですか?
A2:公式には「音楽についての勉強を深め、自身の歌を探求するため」と発表されています。グループ活動の枠を出て、ソロシンガーとしての自己表現を追求したいという意志による前向きな契約満了でした。
Q3:芹奈とmanakaは現在復帰していますか?
A3:リトグリへの復帰はしていません。芹奈は心身の健康を整えながら独自の表現・モデル活動を行い、manakaは突発性難聴をケアしつつソロクリエイター・音楽制作活動を各自で展開しています。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
Little Glee Monsterの初期メンバーが紡いできた物語は、単なるアイドルの変遷劇ではなく、少女たちが本格派の歌い手へと羽ばたいていくリアルなドキュメンタリーそのものです。
過去の音源や映像に触れる際は、「初期の圧倒的な熱量とコーラスワークの構築美」を楽しむのがおすすめです。一方で、現在の新体制リトグリを追う読者は、「進化した重厚なボーカルアンサンブル」に注目すると、より深くグループの音楽的成長を体感できるでしょう。
脱退したメンバーも、今なお歌い続けるメンバーも、全員が「音楽」という軸を持ち続けています。それぞれの道で輝く彼女たちのこれからの歩みに、引き続き温かい視線を注いでいきましょう。 (出典: リトル グリー モンスター 初期 メンバー(Yahoo!ニュース))