池袋「古城の国のアリス」閉店の真相と現在|系列店の営業状況を徹底調査
扉を開けた瞬間に広がるのは、トランプ兵やハートの女王が支配するきらびやかな異世界――。池袋の地下に広がる幻想的な空間として、長年にわたり女子会や記念日の定番スポットだったコンセプトレストラン「古城の国のアリス」。SNSのタイムラインや旅行サイトでその名前を見かけ、久しぶりに足を運ぼうと検索する人が後を絶ちません。
しかし、ネット上では「予約が取れない」「閉店してしまったのでは?」という声が飛び交っています。本稿では、数多くのエンタメ飲食店を取材してきた記者の視点から、古城の国のアリスの現在の営業状況や閉店理由の真相を整理するとともに、かつて人々を魅了したアフタヌーンティーや誕生日プレートの評判、系列店の最新事情まで余すところなくお伝えします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:池袋の「古城の国のアリス」は惜しまれつつもすでに営業を終了(閉店)しており、現在は営業していません。
- 要点2:閉店の背景には運営元であるダイヤモンドダイニングの事業再編や外食環境の変化があり、数々の名物メニューとともに歴史に幕を下ろしました。
- 要点3:かつて全国展開されていたアリスレストラン系列の多くも再編されており、訪問を検討する際は最新の営業・系列店情報の事前確認が必須です。
【真相】池袋「古城の国のアリス」は閉店した?現在の営業状況と理由
結論から明かすと、池袋東口の鈴和ビル地下1階に店を構えていた古城の国のアリスはすでに閉店しています。かつては週末になると階段下まで予約客の列ができるほどの盛況ぶりを見せていましたが、現在はその看板を下ろしています。
気になる閉店の理由としては、世界的な情勢変化に伴う飲食業界全体の打撃と、運営会社による店舗ポートフォリオの見直しが挙げられます。大がかりな内装投資とキャストによる手厚い世界観演出を強みとしていたテーマパーク型レストランは、維持管理コストが高く、対面接客の制限や大人数でのパーティー自粛の波を大きく受ける形となりました。
「いつかまた行こう」と思い出の場所として心に残していたファンにとっては非常に残念な結果となりましたが、コンセプトレストランの歴史に確固たる足跡を残した名店であることは間違いありません。
【追憶のメニュー】伝説のアフタヌーンティーとランチビュッフェの魅力
営業当時、圧倒的な支持を集めていたのが、童話の世界をそのまま皿の上に再現したような華やかな料理の数々です。なかでも週末限定で開催されていたランチビュッフェやアフタヌーンティーは、予約開始とともに席が埋まるほどの看板企画でした。
提供されていたメニューの値段は、カジュアルなランチセットで約1,500円〜2,500円前後、特製のアフタヌーンティーやデザートビュッフェプランでも3,000円〜4,500円程度と、非日常の空間体験を含めると極めてコストパフォーマンスに優れていました。「チェシャ猫のしっぽを模したロールケーキ」や「トランプ兵のオープンサンド」など、細部まで物語の意匠が凝らされた品々は、食べるのがもったいないほどの完成度を誇っていました。
【サプライズの聖地】誕生日プレートとフォトジェニックな非日常空間
利用者の口コミや評判を振り返ると、特に評価が高かったのが記念日や誕生日のお祝い演出です。事前に予約を入れることでオーダーできた特製誕生日プレートには、チョコペンで繊細なアリスのシルエットや祝福のメッセージが描かれ、花火や特製カクテルとともにテーブルへ運ばれてきました。
シャンデリアが煌めく「赤の女王のプライベートルーム」や、水槽に囲まれた幻想的なボックス席など、どの座席を切り取っても絵になる空間設計は、まさにテーマパークそのものでした。「スタッフの衣装や世界観に入り込んだ接客が素晴らしい」「女子会で訪れると日常のストレスが一気に吹き飛ぶ」といった熱烈なレビューが多数寄せられていたのも頷けます。
【運営元と系列店】ダイヤモンドダイニングが手掛けたアリスレストラン一覧
「古城の国のアリス」を手掛けていたのは、数々の個性派飲食空間を生み出してきた株式会社ダイヤモンドダイニングです。同社が展開した「アリスのファンタジーレストラン」シリーズは、東京を中心に全国主要都市へ広がり、一大ブームを巻き起こしました。
ここで、かつて全国に展開されていたアリスレストランの主な系列店一覧を振り返ってみましょう。
- 銀幕の国のアリス(名古屋・栄):映画のフィルムを思わせるシアター調の空間(閉店)
- 絵本の国のアリス(新宿):飛び出す絵本を開いたようなポップな世界観(閉店)
- 魔法の国のアリス(西新宿):巨大なトランプのシャンデリアが輝くワンダーランド(閉店)
- 幻想の国のアリス(大阪・梅田):巨大な鏡やティーカップ席が印象的な関西の拠点(閉店)
- 舞踏の国のアリス(渋谷):メリーゴーラウンドをイメージした円形空間(閉店)
シリーズ各店舗ごとに「絵本」「銀幕」「古城」といった異なるテーマが設定されており、全店舗を巡る熱心なファンも存在するほどでした。現在は時代の移り変わりとともにブランドの統廃合が進み、かつての店舗群は役割を終えています。
【予約・アクセス情報】店舗跡地の現状とファンが訪れる代替スポット
過去に利用経験がある方のために、当時の営業時間やアクセスの基本情報をアーカイブとして記しておきます。店舗は「東京都豊島区南池袋2-16-8 鈴和ビルB1F」に位置し、JR池袋駅東口・西武口から徒歩約3分という抜群の立地でした。
かつてはグルメサイトや公式サイト経由でのWeb予約方法が主流でしたが、現在は店舗そのものが存在しないため予約受付も完全に終了しています。現在、同ビルや周辺エリアには別の商業テナントが入居しています。
アリスの世界観やゴシック調の非日常空間を味わいたいファンは現在、池袋エリアに点在するコラボレーションカフェや、都内の高級ホテルが定期的に開催する「アリスをテーマにしたアフタヌーンティーフェア」へと足を運ぶケースが増えています。
【古城の国のアリス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:古城の国のアリスは今から予約して行くことはできますか?
A1:いいえ、できません。池袋の「古城の国のアリス」はすでに完全閉店しており、現在は営業を行っていません。
Q2:東京都内や大阪など、他に営業しているアリスレストラン系列店はありますか?
A2:ダイヤモンドダイニングが運営していた常設の「アリスのファンタジーレストラン」シリーズ各店は、新宿・渋谷・梅田・名古屋を含め、大半が営業を終了または業態転換しています。
Q3:アリスレストランのような世界観を楽しめる代替スポットはありますか?
A3:池袋エリアの各種コンセプトカフェや執事喫茶、あるいは都内シティホテルが季節限定で企画する「不思議の国のアリス」をモチーフにしたスイーツビュッフェやアフタヌーンティーが人気を集めています。
まとめ:コンセプトレストランの金字塔が残した感動と記憶
池袋の地下空間に広がっていた「古城の国のアリス」は、単なる飲食店という枠組みを超え、訪れる人々に物語の主人公になったかのような感動を提供し続けた特別な場所でした。
店舗自体は営業終了となってしまいましたが、そこで過ごした誕生日や女子会の思い出、息をのむほど美しかったスイーツプレートの記憶は、今も多くの人々の心の中に色褪せず残っています。外食シーンにおけるコンセプトレストランの魅力を大きく底上げした同店の功績は、今後の新たなエンタメ飲食の発展にも確実に受け継がれていくはずです。 (出典: 古城 の 国 の アリス(Yahoo!ニュース))